■沖縄屈指の名門。プロツアー御用達のチャンピオンコース【かねひで喜瀬カントリークラブ】。2024年には日本女子プロゴルフ選手権開催も決定。
かねひで喜瀬カントリークラブ。いつかは廻ってみたい、沖縄では名門中の名門のゴルフ場です。
過去2回プロツアーが開催されたチャンピオンコースでもあります。沖縄県名護市にあり、沖縄中部北部の中では間違いなくナンバーワンのゴルフコースです。来年2024年には日本における女子プロゴルフの4大メジャー大会の1つ「日本女子プロゴルフ選手権」が開催されます。この大会は持ち回り制で、沖縄では初開催。賞金総額は2億円のビッグトーナメントです。過去には日本プロゴルフのメジャー大会の1つ「日本プロゴルフ選手権」を2007年と2017年に開催。2017年大会は地元、宮里優作選手(宮里にーに)が地元沖縄で優勝し、ヒーローとなりました。妹の宮里藍選手も応援に駆けつけ、会場は大いに盛り上がりました。数々のドラマを生み出した「かねひで喜瀬カントリークラブ」。かねひでシニア沖縄オープンは2013年から日本男子シニアのプロツアーに昇格。2017年を除き毎年行われている由緒正しきシニアプロツアーの試合となってます。
■シニアツアーは会場の雰囲気もとってもフレンドリー。ほのぼの、ふんわり、ピクニック気分で観戦を楽しむ。会場のかねひで喜瀬カントリークラブに行ってきた!
憧れの喜瀬カントリークラブ。私ごときではなかなかプレイできないので、今回シニアプロツアーの開幕戦が行われるということで、喜び勇んで行って参りました。入場料はなんと無料。
しかも来場記念としてノベルティーも配られてました!マグカップと素敵なバラの植木。ギャラリーにもこんなおもてなし。シニアプロツアーのほのぼの雰囲気を入場時から感じられます。
入場口から入ると目の前にはフードトラックがいっぱい。カレー屋さん、タピオカ屋さん、沖縄そば屋さん、などなど人気のお店が出店していました。みなさん楽しそうにご飯を食べていました。
また、ゴルフメーカー各社もブースを出しており、新作クラブや小物グッズを販売してまいた。ちょっとしたお祭り気分ですね!
■日本プロゴルフ・シニアツアー 出場資格ってどんな条件?
シニアの方々は4月に毎年、ここ沖縄で行われる試合を「本当に楽しみにしている」と言ってくれます。少し肌寒さが残る日本本土ではなく4月にして汗ばむほどの陽気の沖縄の地。1年間という長丁場のを過ごすための身体作りにはもってこいな場所なのだと思います。
シニアプロツアーとはどんなツアーなのか。基本50歳以上のプロゴルファーの大会です。「シニアルーキー」なんていう言葉もあるように、50歳にしてデビューができる、なんとも中年にとって“救い”と“老いの楽しみ”笑を味わせてくれるツアー大会です。見た目はちょっとおじいちゃんな感じの人たちも混じって(往年の名プレイヤーです!!)、和気あいあい、レギュラーツアーとは一味違った、楽しいが広がるツアーとなっています。
<<シニアツアー出場資格>>
・レギュラーツアー25勝以上。※永久シード
◎◎殿堂入り◎◎
尾崎将司(ジャンボ尾崎) 94勝
青木功 51勝
中島常幸 48勝
倉本昌弘 29勝
尾崎直道(ジェット尾崎) 32勝
片山晋呉 31勝
・海外シニアプロツアー優勝者 ※永久シード
◎◎日本人唯一の優勝者◎◎
井戸木鴻樹 2013年 全米プロシニア優勝
・レギュラーツアー2勝以上、もしくは公式戦1勝以上は1年間のシード権
有名選手はこちらの条件のようです。
・シニアツアー各試合優勝者、シニアツアー年間賞金ランキング30位以内、シニアツアーメジャー大会優勝者
毎年、シニアツアーのに参加されている選手はこちらの条件のようです。
重複してシード権を獲得している選手も多くいます。レギュラーツアーで実績を残した選手はやはりシニアツアーでも強いですね。生涯スポーツと言われるゴルフ。年齢を重ねるごとに上手くなる技術もあると思います。体力が落ち、飛距離も落ちるはずですが、ゴルフを長年続けられる選手たちはすごいです!!
■宮本勝昌プロ・藤田寛之プロ・深堀圭一郎プロ・谷口徹プロ・倉本昌弘プロ・伊沢利光プロ、湯原信光、などなど往年の名プレイヤーが間近で見られる!
昔、憧れていた仮面ライダーやウルトラマンがテレビから飛び出し目の前に。そんな気分です。テレビがまだブラウン管だった時代、ほんの少しゴルフが好きだった自分の父親は毎週日曜日午後はプロゴルフを欠かさず観ていました。私も幼心でなんとなく一緒に観ていたものです。特にゴルフに興味はなかったのですが、「AON」青木、ジャンボ尾崎、中嶋常幸、は当たり前。倉本昌弘、飯合肇、伊沢利光。湯原信光、羽川豊、などなど名前も顔もいまだにはっきり覚えています(こども時代、思い出の中の回想なので敬称略。すいません)。テレビの中でしか観たことがない選手たちが、時を流れ、年相応のダンディーを纏い、今、目の前でリアルにプレイを見ることができるのです。これは楽しみ以外ありません!
【レギュラーツアー勝ち星ランキング】
倉本昌弘プロ 29勝(アマチュア時含めると30勝)
谷口徹プロ 20勝
藤田寛之プロ 18勝
伊沢利光プロ 16勝
尾崎健夫プロ 15勝
宮本勝昌プロ 12勝
飯合 肇プロ 11勝
高橋勝成プロ 10、
鈴木 亨プロ 8勝
手嶋多一プロ 8勝
深堀圭一郎プロ8勝
細川和彦プロ 8勝
水巻善典プロ 7勝
宮瀬博文プロ 7勝
湯原信光プロ 7勝
川岸良兼プロ 6勝
平塚啓二プロ 6勝
室田 淳プロ 6勝
羽川 豊プロ 5勝
横尾 要プロ 5勝
横田真一プロ 2勝
■ラグジャリー!デラックスコテージ、宿泊施設もあるよ。【かねひで喜瀬カントリークラブ】
喜瀬カントリークラブへ登坂道の途中には、隠れた名ホテル、しかもお高いラグジャリーコテージ型ホテルも併設。楽天トラベルなどには「喜瀬カントリークラブ」で宿泊施設として掲載されています。全部屋独立型コテージで、プール付き、別荘気分なプライベート空間のしつらえです。ゴルフをしない方々にも大変人気で、喜瀬カントリークラブのコテージに宿泊するためにだけに沖縄に来沖される方もいるのだとか。セレブ気分盛り上がること間違いなしですね。ゴルフ好きには恐ろしいくらいに最高な場所ですよね。目の前がゴルフ場。ラウンド後にはすぐに疲れを取れるラグジャリー空間があるのですから。一度は泊まってみたいコテージホテルです。
■沖縄高級ホテル新御三家の1つ【ザ・リッツカールトン・沖縄】もコース内にある!
そして、ここのユニークなところはこれまたコース内に沖縄新御三家ホテルの1つ「ザ・リッツカールトン・沖縄」が所在するところ。何かしら資本提携などがあるのでしょうか。これまたスペシャルなホテルがコース内にあるというのは、大変ユニークですよね。しかもハイブランドホテル。コースの格式を感じずにはいられません。「ザ・リッツカールトン・沖縄」もいつかは泊まりたいですね。憧ればかりは悔しいので、次回レストランもしくはスパだけでも、「リッツ」を体験してこようかと思います笑。
■【金秀シニア沖縄オープングルフトーナメント2023】大会結果。
優勝は東聡プロ。今回は写真撮影禁止の大会で、選手たちのスイングなどは記録に残せないのですが、9番ホールでは宮本勝昌プロのチップインを目撃!9番ホールに張り付き、あ強烈なアゲインストの中、レギュラーツアーでも通用するかと思う、ドライバーショットを間近に観戦することができました。
この9番ホールには「ヒスイカズラ」というまさに翡翠色した、大変珍しい花を咲かせる木もあり、のんびりと観戦を満喫することができました。シニアツアーののどかな雰囲気はやみつきになりそうです!!
ご精読ありがとうございました。