沖縄の今を紹介！

つけ麺の醍醐味は何なのか。熱すぎない、ぬるめの麺をすすれること。普通のラーメンはアツアツをフーフー言いながらすする。食欲を満たすために一拍置かねばならない。これが頭は無意識にめんどくさいと思うのであろう。この刹那の一瞬が、本能的な旨さを１ｍｍくらい削ぐのである。つめ麺は違う。自分の好きなタイミングで麺をすすることができる。これが最大のメリットなのかなあと思ってしまう。

しかも麺に濃厚なスープが絡みに絡む。塩分濃度がそのまま麺にしがみつく。あとからのどが渇いてしまうのは、大いなる甘美を得た、トレードオフである。

さて、アオキジ。沖縄市の名店「つけ麺ジンベエ」のご主人が新しいラーメン、つけ麺を作り出したと言う想いから立ち上げた新店である。このアオキジから車で３分くらいのところにジンベエもある。どちらもいつも混んでいる。魚介がガツンと効いたつけ麺だれ。小麦の風味も軽やかな中太麺。スープ割はかつおでさっぱり。何回か訪れていますが、この前、隣の人に驚かれてしまいました。

「つけ麺のつゆ、全部飲み干している人初めて見ました」

美味しいつゆはついつい、ついつい、うまいうまいと言いながら啜ってしまうのである。知らぬ間にお椀が空になってしまう美味しさです！！

駐車場は店舗横に。８５号線沿い、美里の交差点からほど近く。