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■<書評・雑誌レビュー・要約>ディスカバー21ディスカバー21「あなたはあなたが使っている言葉でできている」 著者:ゲイリー・ジョン・ビショップ

 


<書評・雑誌レビュー・要約>ディスカバー21

「あなたはあなたが使っている言葉でできている」著者:ゲイリー・ジョン・ビショップ



 

アマゾンドットコム29週連続21以内にランクイン(ノンフィクション部門/2018年9月5日現在)ニューヨーク・タイムズベストセラー。世界17カ国で翻訳出版。人は常に自分と会話している。実は人間の一番の話し合いは自分自身なのだ。自分と何を話すかが、人生の質を決定的に左右する。だから頭の中の言葉を置き換えれば人生はうまくいく!

これは「あなたはあなたが使っている言葉でできている。著者:ゲイリージョンビショップ」をまとめ要約したものです。

 


−ページ−

  • □自分に話しかける言葉を変えよう。「自分には意思がある」と毎朝言おう。
  • □意思がないと宣言するのも、強力な言葉のパワーになる。
  • □人の思考はとても強力で、粘着質で。常に目標達成に駆り立てる。
  • □ポジティブな成功を収めるには無意識の思考が間違いだと証明しなくてはならない。
  • □自分は何に勝っているのかを振り返る。
  • □不幸は両親のせいにしている。
  • □思考の強力な癖を治すには、膨大な思索と、痛みを感じるほどの努力が必要
  • □先が分からないから面白い!
  • □人生は冒険だ!
  • □自分は思考の人間ではなくて行動する人間だ。
  • □思考と自分を切り離せ

 

 


■自分に話しかける言葉を変えよう。「私には意思がある」と自分に毎朝言おう。


「運命は意思ある者を導き、ためらう物を引きずっていく。」

ルキウス・アンナエウス・セネカ(ローマの哲学者)

 

あなたが立ち止まり、ぐずぐずしている間も、人生は止まってはくれない。困惑し、おびえている間も、ちょっと待ってはくれない。あなたを置いてどんどん進んでいく。

 

今までの生き方に区切りをつけて希望の人生を始める意思はあるか、と言うことだ。その過程は湧き出す意思から始まる。人がよく自分が自宅で怠惰な人間だと感じるが、それは単に意思がないだけだ。人は皆「やりたくない」、あるいは「できない」、と自分に言い聞かせ、何かに取り組むのを避けようとする。そんな風に「能力が足りないから動かないんだ」、と言う見方はやめて、「意思がないから」だ、という感覚を持つようにしよう。その気になりさえすれば、内に秘めた力に火をつけることができる!

 

 


■意思がないと宣言するのも、強力な言葉のパワーになる。


もしかしたら意思がない人もいるかもしれない。しかしそれこそがテストの答えになる場合もあるのだ。意思がないと宣言することがあると宣言すると同じだけのパワーを持つことが往々としてある。

 

「そんなの絶対に嫌だ!!」と心の底から思う。

 

こんなのもういやだと言う思いは時としてこれ以上ないモチベーションになる。

人間は現状維持を求める。これは残酷な現実だ。人生が一変して大事なものを永久に失うのを嫌がり、ほどほどのところでお茶を濁そうとするのが人間だ。そうでないなら、あなたも現時点で変わっていておかしくないじゃないか!程度の差こそあれ、人は誰しも現場に甘んじて生きている。現状維持を決めた自分を正直に認めることで見方は変わる。自分が意識的かつ意図的に今の状況を作り出してきたことに気づくことができれば、そこから意識的かつ意図的に受け出せるようになる。

 


■人の思考はとても強力で、粘着質。しつこい位に、常に常に目標達成に駆り立てる。


それが目標だと本人が気づいていない時でも、間違った目標であっても、あなたの脳は目標に向かってただ邁進していく。脳にとっては、それがゴールなのだ。思考の癖は強力なのである。あまりに強力すぎるのだ。

 

人間の日々の行動の95%は無意識的なものだ。あなたの人生の道行きを決めているのはそうした心の奥深くにある隠れた思考だ。脳はその道を行けとせっつくが、あなたが意識的に選んだ道は必ずしも一致しない。

・収入が増えそう。

・体重が減りそうな気がしない。

それがもしかしたら無意識の隠れた考え方の影響かもしれない。その思考が自分は経済的にこの階級に属すべきだ、あるいは自分の体型はこの程度だと自動的に決めつけ、その快適この上ない場所に止まれる行動を取らせているのかもしれない。

 

私がよく言うのは、人は自分の縄張りや世界、土俵では、無敵だと言うことだ。仕事の中身や効率を見直すことも大切だが、縄張りを離れることを考えた方が良い時もある。それにはまず自分を縛っている何かを「認識」することだ。自分や他人、人生はこういうものなんだと言う先入観。それがあなたの家に秘めた力を引き出されるのを拒んでいる。その壁を壊せれば今の自分を超えた人生を送りこの現象のパワーを理解できるようになる。

 


■ポジティブな成功を収めるには無意識の思考が間違いだ、と証明しなくてはならない。


恋愛の話をしよう。

相手があまりにも魅力的であったとしても、最終的には別れを選択する。必ずだ。そういう人が大勢いる。それはあなたが最初に立てた目標を、しっかり達成した結果だ。思考の勝ち癖がついているのだ。

 

・そもそも、その相手を選んだのがあなたの無意識だったとしたら?

・同じ寸劇を何度も何度も繰り返すのに最適な相手を選んだのだとしたら?

・要するにで実はあなたは自分を一生愛してくれる相手なんて現れない、ということを証明するために、その人に恋したのだとしたら?

・辛かった子供時代や過去のひどい恋愛への無意識的な反応として、その人に惹かれたのだとしたら?

・無意識の奥深くに埋め込まれたパターンをなぞるように実はあなた自身がわざと関係を失敗へ導ていたのだとしたら?

ありもしない問題に敏感になったのはあなただ。ほんの小さな問題を取り上げてイライラしたり感情を爆発させたりしたのはあなただ。そうやってあなたは恋は悲しい終わりを迎えるのが道理なんだという、自分の考えを証明した。

「勝ちっぱなし」と言ったのはこういう戦いを指している。あなたは自分には愛される価値がないと決めてかかっている。そのことを証明しようとせっせと頑張りそして成功を収めた!おめでとう!

あなたはあなたが使う言葉でできている

 


■自分は何に勝っているのかを振り返る。自分の思考の癖を認識、理解する。


人は、得てして自分自身や人生についての固定観念を抱いている。そして日々の行動でそれを証明している。その人生観はその人の現状と、不気味なほどピッタリと符合する。

・自分には愛される価値がない

・自分は賢くない

・自分は負け犬だ

・もう昔の自分じゃないから

無意識の世界でこうした言葉が繰り返されていたら、それを証明する達人になって行くのは当然だ・・・。

それをやめてポジティブな成功を収めるには、無意識の思考が間違いだと証明しなくてはならない

無意識の世界のあなたにとって、それは足元が揺らぐような出来事で、とても耐えられない。自分という人間の根幹が揺らぐ考えなのだから!思考の癖を直そうとしても、そこには大きな苦痛が伴う。「慣れ親しんだもの」を捨てるのには相当な覚悟と意思が必要だ。人はみな、苦痛を避けようとし、また元の思考へ戻っていく。その繰り返しなのだ。この変化を嫌う脳の思考を変えるのにはかなり厄介なのだ。

 

 


■不幸を両親のせいにしている。


私の所に来るクライアントには1つの共通点がある。それは今の自分の慰めな状態は両親のせいだと証明したがっている点だ。

彼らは色々な形で両親の子育ての失敗を証明しようとする。自分の身体を痛めつけ、警察に捕まり、ドラッグやアルコールに溺れ、学校をやめ、人付き合いに失敗し、いつもお金に困り、しくじる。坂道を転がり落ちながら孤立し、大人として生きる大変さに、途方に暮れている。そうした体験を告白しながらクライアントは気づいていく。自分は両親の失敗のせいで、子供時代が悲惨だったせいで、大人になる準備ができていなかった、と証明したいのだと。

こんな考え方は一見するとバカみたいな振る舞いへの都合のいい言い訳になってしまう。

だが本質は「思考の強大なクセ」の結果なのだ。「間違った思考の目標」の証明に過ぎないのだ

あなたはどうだろう?人生の問題を振り返ってみてほしい。どんな戦いに勝っているのか、という点で、その部分を見つめて欲しい。いったい何が見えてくるだろうか?

 


■思考の強力な癖を治すには、膨大な思索と、痛みを感じるほどの努力が必要。


私の所に来るクライアントには1つの共通点がある。それは今の自分の慰めな状態は両親のせいだと証明したがっている点だ。

彼らは色々な形で両親の子育ての失敗を証明しようとする。自分の身体を痛めつけ、警察に捕まり、ドラッグやアルコールに溺れ、学校をやめ、人付き合いに失敗し、いつもお金に困り、しくじる。坂道を転がり落ちながら孤立し、大人として生きる大変さに、途方に暮れている。そうした体験を告白しながらクライアントは気づいていく。自分は両親の失敗のせいで、子供時代が悲惨だったせいで、大人になる準備ができていなかった、と証明したいのだと。

こんな考え方は一見するとバカみたいな振る舞いへの都合のいい言い訳になってしまう。

だが本質は「思考の強大なクセ」の結果なのだ。「間違った思考の目標」の証明に過ぎないのだ。

あなたはどうだろう?人生の問題を振り返ってみてほしい。どんな戦いに勝っているのか、という点で、その部分を見つめて欲しい。いったい何が見えてくるだろうか?

 

 


■先がわからないから面白い!


 

先が読めない状況でこそ人生の変化は起こる。

慣れ親しんだものにしがみつきこれまでと同じことを続けるのは過去に生きるなと同期で前に進んでいない。昔はリスキーだったがその後ルーティンに変わったことを繰り返しているだけだ。

 

■「どんな決断であれ1番いいのは正しい決断をすること。

 次にいいのは間違った決断をすること。

 そして最悪なのは何も決断しないこと」

     セオドア・ルーズベルト・アメリカ第26代大統領

 

■「成長したいなら、周りから愚かで間抜けだと思われることを、良しとしなくてはならない 」

                                   エピクテトス

 

先が見えない状況を楽しもう!これは普通の人にはすごくびっくりする言葉だと思う。中には読みながら、びくっときた人もいるんじゃないだろうか。誰だって普通は不確実なことを拒否し続けようとする。先が見えないのを恐れる。どうあがいても理解したりコントロールしたりできないことであっても、無理に理解したりコントロールしたりしようとする。

 

考え方をシフトさせてほしい。不確実な状況を楽しもう!

「先が分からないから面白い」

覚えておいて欲しい。あなたがずっと夢に見てきた成功はすべて不確実性の中にある。それがわかれば、前ほど怖くなくなる。もちろん何が起こるかわからなくて緊張はするが、何が待っているのかという希望や胸の高まりも味わう。未知の世界にはたくさん嫌なことがあるだろう。しかし同時にいいこともたくさん待っている。成長や、進歩の機会が溢れている 。

ー今までやったことないことにチャレンジするー

初めはシンプルなことでいいい。

・いつもと違うルートで仕事に行く。

・行ったことのないレストランを試してみる。

・ウエイターやレジの人と会話をする。

・道ですれ違った人に笑顔を向け挨拶をし親しげに頷く。

・目に止まったイケメンや美女に声をかける。

 

それをやろう!今すぐ始めよう!今がベストのタイミングだ!

不確実な状況に慣れ、不確実な人生を送ろう。

人生の栄光ともいえる不確実さと共に過ごし自分で定めた限界や意見から解放されるよう!

そしてそこで立ち止まっちゃいけない。安全圏を広げるだけじゃなくて、木っ端微塵に吹き飛ばされても、考えもしなかったやり方で行動しよう!

出発点としては、まったくもって自分らしくないことをするのが良い。不確実な状況をたのしみ、未来をつかむためパンチを繰り出そう!

 

 


■人生は冒険だ!


先が見えないから面白い、と思うようにすると人生を変えるパワーが生まれ、人間関係も、キャリアも変わってくる。もう人生から隠れる必要はない。これからは人生を堪能していきいきと過ごせばいい。

確実なものを求め、すべてをはっきりさせようとするのをやめれば、ストレスの大半は消えてなくなる。わかることなんて1つもない。少し考えれば自分の1番の不安の種が思い通りにならないことを拒否し、未来を予測したいという、願望だと、気付くはずだ。

 

人生は冒険だ。

 

そこには無数のチャンスが変わっている。その壮大で恐ろしくて、同時にワクワクするような不確実さをフルに100%楽しめるかどうかはあなた次第だ。

自分がコントロールできることに集中して、どうにもならないことに思い悩むのはやめよう。先が分からないから面白い。このシンプルな言葉を口にすることであなたの生き方は一変する。人生は一瞬ごとに変わっていく。唯一確実なのはこの先どうなるかなんてわからないということだけだ。わかるのはわからないということだけだ。

 


■自分は思考の人間ではなくて行動する人間だ。自分への言葉を変える。


あなたという人間を決めるのは頭の中にあるものじゃない。何をするかつまりは行動だ 。

ほとんどの人は精神状態に大きく左右された行動をとる。しかし本当に偉大な人たちは言えない気持ちを味わいながらも思考に引きずられない行動をとることができる。彼らも自分を疑わないわけじゃないし、何かを先延ばしにしたり、避けたりしないわけでもない。自分のすべきことがいつでもわかっているわけじゃない。

 

でも単にやるべきことに集中し無理やりにでも行動しているだけだ

 

私がクライアントに言うように気分じゃなかろうがとにかくやるしかない!

 

もちろん正しい心持ちや気構えは大切だが心が完璧に整うのを待っていたらいつまでたっても何も始められない。

 

気分じゃなかろうが 気分があろうがなかろうがとにかくやるしかない!

 

人生は思考ではなく行動で変えるものだ。もっと言うなら考えた行動と一致すると奇跡のようなことが起こる。面白いことに行動が思考を変える一番の近道になる。

思考が現実になるのは本当だ。しかし思考は行動を通じて初めて人生になっていき、それまでは、ただの思考でしかない。人は大抵、実際の人生と、自分が考える理想の人生との間のギャップに、そのブラックホールのような隙間にはまって、もがく。何かが良いとか悪いとか、簡単とか難しい、といった印象は無意識を流れる、ささいなノイズである。思い込みが作り出している ネガティブな思考は全体の一部に過ぎないことがわかると、自分がいかにズレた考え方をしていたかに気づく。

 

ネガティブな考えが浮かんで憂鬱になった時はすぐ行動しよう。

思考を無視して行動しよう。

自動的に思考や感情の命じるままに動くのではなく、自分のためになる行動をとろう。

やればやることに慣れていき、いずれはっと気付くはずだ。

「あれ?自分やれるじゃん!」

自分が成長していると。

 

心がやる気になるのを待ってはいけない

 

■「行動せずにいると理念や恐怖が生まれる。

  行動すれば自信と勇気が生まれる。

  恐怖を克服したいなら家でじっと考えるだけではいけない。

  外へ出て某しく過ごさなくてはならな」 ーディール・カーネギーー

 

今すぐ目の前のタスクに着手し、自分がどう思うかなんてどうでもいいから動くんだ。

心がやる気になるのを待ってはいけない。自分を駆り立てる魔法のような感覚をいつまでも探してはいけない。

ただ動こう!

思考を脇に置いて進もう。

心の準備が出来ていない時もあるだろう。常に正しい行動を取れるわけでもないだろう。それでも動こうやろう。ちょっと後でもない。この本を読み終わったら。ももうなしだ。今すぐだ。

もちろん心はいつも動くべきじゃない理由を探し出す。やることが他にも色々あるじゃないかと囁きかけてくる。この前は動いたせいでストレスを感じ不安になったじゃないかと訴えかけてくる。そうした思考に基づいた行動はとっちゃいけない。

 

人生を変えるには行動を変えることがそれがただ1つの方法だ。

リンカーンやニコラステラ、スティーブジョブズは彼らが毎朝申し分ない気分で目を覚まし、「すべて薔薇色のようになる」なんて歌が頭の中で鳴るような日々を過ごしていたとあなたは本当に思うだろうか。

 

そんなはずはない。彼らだってあなたと同じ最低最悪の気分を味わう朝もあったはずだ。それでも動いた。ネガティブな思考をグッと縮めは消え溶けて未来の領域へ踏み出した。それは積極的な取り組みだ。彼らはたまたま偉大なことを成し遂げたわけじゃない。

 

行動したから偉業を成し遂げたのだ。

 

一方「良い思考」を持っていたはずなのに、成果をあげられなかった人もたくさんいる。

それは行動よりも思考ばかりを気にしていた人たちだ。逆にネガティブな思考を持っていても、大成功を収めた人いる。例を挙げればきりがない。成功した人はみんな気持ちとは関係なく行動したそれだけだ。あなたにも同じことができるはずだ。

 

 


■思考と自分を切り離せ!


「自分は思考ではなく行動だ。」

 

あなたはあなたの思考じゃない。思考は頭の中をランダムに流れるものの集合に過ぎない。ほとんどコントロールできない。

ポジティブで前向きな思考を持つのは大事だけれども、ただ待っているだけでは希望のものが手に入らない。心と体に負荷をかけ、何かを体験し、恐怖と向き合い、失敗という形でも何かを最後までやり遂げて、初めて本当の意味で自分を変えられる。

世界で一番賢い人間だって行動しなかったらその賢さは何の意味も持たない。

 

自分は思考ではなくて行動の人間だ。

 

この言葉をこの次、気分が乗らない事があったら思い出してほしい。

仕事に行く気がなかったり、人生の重大な決断をする気になれない時に、自分に自信がなくて最初の1歩を踏み出せない時に、ネガティブな思考は一切忘れよう。

 

ただ踏み出そう。続けてもう1歩。さらにもう1歩。

 

あなたは思考じゃない行動の人間だ。

 

あなたはあなたが使う言葉でできている1