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「何もすることがない!」なんていうのは、もしかして最高の時間の過ごし方?! 「何もしない」時間こそ、幸せな人生を作り出す最も必要な時間だった!!


■時間は、人類史上最も有限である資源である。


お金持ちは知っています。「時間」こそ、人類が最も渇望し、そして与えられたもの以上には決して手に入れることができない有限な資源である、と。

経営者の方々に「今、何でもお金で買えるとすれば何を買いますか?」と聞くと、ほぼみなさん、いやみなさん必ず、「時間」と言います。「健康」「若さ」「永遠の命」という言う人もいますが、これも本質は「時間」に関すること。ダントツで「時間」なのです。経営者はみなさん、時間は有限な資源だということをものすごく理解してらっしゃる。考える時間、行動する時間、この地球上で、何をするにも一番消費するのは時間なのです。

 


■神経科学上、職場でひらめく確率は「16%」


「フルパワー科学が証明した自分を変える最強戦略(著者ベンジャミンバーディー)」は著作の中でこう語ってます。

『フィットネス似ているが創作活動におけるひらめきも過酷で大変な作業から精神的にリカバリーしている時に起こるものだ。例えば神経科学に関する研究によるとクリエイティブなひらめきのうち仕事中に起こるものはわずか16%にすぎないという 』

 

『クリエイティブな閃きは有用なつながりを作ることでやってくる。こうした繋がりはそのプロジェクトや問題に向かって自分を追い込み、集中して考え、そのあとに休息をとらない限り生まれてこない。つまりクリエイティブな作品は仕事に向かっている時ではなく休息している時に生まれるのだ。』と。

 


■緊張と弛緩。集中と選択。責任と放置。


だからこそ、お金持ちは、時間の使い方に、とてもメリハリを付けます。

働くときは、働く。休む時は、必死に休む。そのとき「ぽんっと」アイデアが思いつくことを知っているから。

 

ひらめき、あらゆる答えを導き出すのに必要なのは、「何も考えない時間」なのです。現代社会において私たちは常に「緊張」を強いられています。「駆り立てられて」います。

暇な時間はスマホを手に取り、暇潰しをします。でもこれは「時間」を潰しているのです。「昔は良かった」なんて決して言いませんが、昔は、電車の中、歩いている時、お風呂、トイレ、手には何も持ってなく、自然と「空白の時間」を持つことができていました。

情報が溢れている、そしてストレスが溢れている現代において、さらに自分自身を追い詰め、休養を与えることなく過ごしてしまっている。これが大勢の人たちなのです。

 

富豪たちはどうでしょう。ビルゲイツは全く仕事をしない、仕事から離れる1週間をあえて作り出していると言います。必要だと感じているからです。

 

時間の過ごし方のポイントは「メリハリ」。これに尽きるのです。

考える時間は徹底的に考える。そして、結論は出さない。3日間置く。触れない。自分の脳の中に、頭の中に、湧き出る出るまでゆっくり過ごす。こんな思索の時間を過ごすのです。無理に捻くり出さない。ぽんっと生まれて来るのを待つ。これが秘訣なのです。


そんなに、アイデアを温められない。という方は・・・。1日の中でもできるアイデア思索の方法。


 

「三上」。さんじょう、という言葉をご存じでしょうか。

欧陽脩(中国宋代の文人 (1007~1072))の名文、名言です。

 

「余、平生作る所の文章、多くは三上に在り。乃 (すなは) ち馬上・枕上 (ちんじゃう) ・厠上 (しじゃう) なり」

 

アイデア・企画が突然思い浮かぶシチュエーション。

馬上。馬に乗っているとき。現代社会では、差し詰め「車上」でしょう。

枕上。布団、ベット、寝床に入っているとき。ソファでうたた寝、なんていうのも現代では当てはまると思います。

厠上。トイレ。洋式、そしてシャワー便座がついている現代のトイレはまさに身体の全てが弛緩する極上空間。

1日の中でも、脳が弛緩する時間はあるのです。ここは、ただ「無」の境地で、身体すべてを弛緩させましょう。緊張からリラックスへとモードが変わるとき、脳の中では、様々なあらゆる、データの並び替えと、整理が行われています。例えば、このときに、AというデータとBというデータ、そしてCという知識が繋がり、「βベータ」というアイデアが生まれるのです。この時間は絶対に必要な時間であり、「何もやることがない」という人こそ、この時間を持ち合わせているのです。最高の時間じゃなですか!

 


未来はスマホの中にではなく、将来を考える「脳内」にある!


何もやることがない時間があるということは、とても羨ましいことなのです。もし、もし、その時間を譲ってくれるなら、私は喜んで買い取ります。よくお金持ち、経営者の方に聞きます。「時間を買えるなら、1時間いくらで買いますか?」と。これ実は面白いデータが取れるんです。お金持ちであればあるほど、自分の時給、自分の1時間の価値が高くなるのです。

「1時間5千円で買う」

「1時間1万円!」

「1時間10万円!!!」

人が違えば、こんなにも高額のお金を出したいと思うほど、時間には無限の価値があるのです。スマホの中では未来は絶対見つかりません。脳の中に蓄え、解放して、思索の時間を楽しんでください。それができた人のみ、幸せな、理想の人生を歩むことができるのです。

私はいま、頑張っているところです(笑)!

 


最高のアイデアと、幸せな人生、そして金持ちになれる未来を生む思考法まとめ


 

■まず、がむしゃらに、集中して、アイデアの種を探す。まとめる。

■記憶の中に蓄える。

■そして、一旦、離れる。

■1日、いや3日間、思索的にも、物理的にも、その取り組み、仕事から離れる。忘れる、忘却という引き出しに入れる。

■そして、毎日、三日三晩、ちょっとでもいいから脳を徹底的に弛緩させること。解放する時間を作ること。

■そして、果報は寝て待つ!!