【沖縄徒然ひとり言】
本当に一番恐れているもの。
それが「ウイルス」から「分断」へと
変わりはじめている。
しかも無自覚に。
持てる者と持たざる者。
手を差し伸べて欲しい。寄り添って欲しい。助けて!
こう思う人たちが爆発的に増え、今そこにある問題を
手を差し伸べるべき、寄り添うべき、助けるべき!!
「経済」的不充足を「道徳」的不充足へと
全く違う観点へとすり替えてしまった。
そうしないと心が、やっていけないから。
政府、企業。思いやりがない。情も何もないひどい奴ら。
本当は悪口言いたくないんだ。
「働けばお金が手に入る」
「働けばなんとかなる」
働けない今、自分たちの生活がハリボテであったということに気付いてしまった。
日本人の大多数が。私も。
そして、この行き場のない憤りは「仮想敵」を作らざるえなくなる。
本当は全員が被害者なのに。
孫さんも、三木谷さんも、本田選手も、叩かれる。
安倍首相は最大の悪。
でも、普段の生活、平和な時、ほんの2ヶ月くらい前。
「人を傷つけてはいけないよ」。人を傷つけるのは悪いこと。
そう言えた人はいっぱいいたはず。
僕は「営み」という言葉が大好きです。
人間臭さが一番感じられる言葉だから。
一歩一歩、深くはない、きっと浅いだろうけども。
人生をしっかりと刻んでいる感じがする。
だけど今。「健康で文化的な最低限度の生活を営む」ことができていないのだ。
手元にお金がいっぱいあれば、先が見えない不安はなくなるのだ。
心がささくれ立って、落ち着いて暮らすことなんて出来やしない。
無自覚の恐怖を取り除いて欲しいだけなのだ。
「分断」を自覚してしまうことが怖いだけなのだ。
でも
やはり
今
助けは必要だ。
今できること。誰も裏切らないこと。
今やること。自分の、そして家族の、命を守ること。
今してはいけないこと。手を洗わずにご飯を食べること。
今闘う相手。人間ではない。新型コロナと闘うのだ!!
ひとはそんなに愚かではない。絶対に。