沖縄の今を紹介!

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■とっておきの沖縄ソウルフードを味わおう!おすすめ大本命は「タコス」と「タコライス」。沖縄で最初のタコス専門店「チャーリー多幸寿」で美味しい沖縄ごはんと出会う旅。

「チャーリー多幸寿」さんのタコスと、タコライス「チャーリーライス」を実食!むっむむむむ。沖縄を腹の底から感じられる喜び。タコライスにはそんな底知れぬパワーがある!


■「嘉手納基地」の門前町・ゲート通りとパークアベニュー。アメリカ文化ががっちり根付いたコザのチャンプル文化の面影を探検する。


はいさい!こんにちは!

ただ今、沖縄は緊急事態宣言の真っ最中。でも、どうしても、無性に「タコス」が食べたくなる。そんな衝動がたまに起こってしまいます。こっそり、パークアベニューへ赴き、老舗中の老舗、タコス専門店「チャーリー多幸寿」さんを訪ねました。

 

沖縄在日米空軍基地「嘉手納基地」の門前町として栄えたコザ。沖縄市コザにある嘉手納基地のメインゲートの正面には、「ゲート通り」と呼ばれる、古き良きアメリカの面影を残したストリートがあります。ほんの少し前までは米軍人さん相手のお店が軒を連れ、夜なんかBARとか、ライブハウスとか、それはすごい賑わいを見せていました。今もその名残はありますが、時代の流れ、今は廃れてしまい開いているお店はほんの少し。ちょっと寂しい場所になってしまいました。

 

「チャーリー多幸寿」はゲート通りから、もう1つ2つ目抜き通りを外側に行ったところにある「パークアベニュー」という、商店街にあります。こちらもほとんどお店が閉まっており、シャッター通りと化してしまい人通りは、あまりありません。

ただ、今も米軍人さんが頻繁に訪れるワッペン専門店のお店なんかもあり、アメリカ軍基地のアメリカ軍人さんに愛された街の歴史を感じることができます。

 

 


■1956年創業、沖縄初のタコス専門店「チャーリー多幸寿」。老舗の老舗たる所以はファンの支えで生き残り続けているから。


 

そんなパークアベニューのほぼ一番端っこに「チャーリー多幸寿」はお店を構えています。看板のネオンがなんとなくアメリカン。でも!「タコス」に「多幸寿」という漢字を当てているのがいい感じ。チャンプル文化の具現者だ!

 

創業はなんと1956年!!サンフランシスコ平和条約発効したのが1952年4月28日。そのわずか4年後に開店なんて、時代背景を考えると、「チャーリー多幸寿」の創業者チャーリーさんの決意が感じられます。それから65年。老舗が老舗といわれる所以はただ1つ。生き残っているから。ファンに愛され支え続けられ、営業をし続けているお店が「老舗」という称号を手に入れることができるのです。

 


■「チャーリー多幸寿」の店内には有名人、芸能人のサイン、写真がいっぱい飾られています。待ち時間に、「これは誰だ??」なんて探すのも最高楽しい!


 

注文をして店内の椅子に腰を下ろし、ひとごこち。ふと天井を見上げると、織田信長が好きそうなバサラな感じ。ステンドグラスを模した照明看板が頭上を覆っています。そして必見は店内の壁。 有名人のサイン、そして店主とともに写った写真など。有名人、著名人からも愛されているチャーリーさんの人柄、そしてチャーリータコスへの絶大なる支持を、そこから感じ取ることができます。

 

常連さんも、毎度毎度見飽きることがないのだ。新たな発見が楽しみでしょうがない様子。ほぼ必ず店内の写真やサインにを覗き込みます。

私が座った席の後ろにも、もちろん写真やサインがいっぱい。お客さんとして来た、おじいが私の席に近づいてきます。ソーシャルディスタンスを気にするご時世、急に近づいて来られるとちょっとびっくりしちゃいますが、写真の中のお気に入りの有名人にご挨拶、といったところでご愛敬!

 


■沖縄タコスの雄「チャーリー多幸寿」さんのメニューを紹介。1番人気はもちろんタコス。


 

タコライスは他店と一線を画した「チャーリーライス」!お店の名を冠したタコライスはカレー風味の餡がかかった絶品メニュー!

沖縄元祖タコス専門店「チャーリー多幸寿」さんのメニューがこちら。かなり多岐にわたったメニューです。

 

・看板メニュー「タコス」は3種のフレーバーからチョイス。

例えばタコライスで有名な「キング&タコス(キンタコ)」やオムタコで人気の「きじむな」さんなど、使っているお肉の種類は1種類。そこにマイルとかスパイシーか辛さを選べるぐらいのラインナップとなっていますが、こちら「チャーリー多幸寿」さんは、なんとミートの種類が3つもあるんです!定番のビーフ、そしてさっぱりチキン。さらにツナというものまであります。ツナはまさにツナマヨネーズですが、これがまたGOOD!ちょっと斬新なタコスに仕上がってす。

・ビーフ

・チキン

・ツナ

基本は3ピースを頼むのが“通”な感じ。

 

・タコライスと呼ばず「チャーリーライス」と呼ぶ、この意気込み。タコライスももちろんラインナップ。チャーリー多幸寿さんの只ならぬ気合いを目の当たりにします。

 

「タコライス」という名称を使わず、お店の名を冠し「チャーリーライス」と呼称します。

今回は載せている写真はテイクアウト用。他店と一味違うのは、黄色いカレー風味のソースをかけているところ。これがいい!メキシカンなタコスに、インドなカレー、そしてジャパンな白ごはん。最高にインターナショナルな一品になってます。味も最高!ほかのお店では味わえないタコライスいや「チャーリーライス」となっています。

・エンチラーダって何だ?沖縄のタコス屋さんでは置いてある店も多い。なんだかラザニアみたいな顔つきだが・・・。

 

タコス、タコライス、以外にもいろいろな料理メニューが並んでいます。

中でもちょっと目を引くのが「エンチラーダ」というメニュー。「なんだこれは??」。最初見た時そう思いました。興味本位で頼んだのが最初で、それからは私の中で定番オーダーとなりました。

「エンチラーダ」はメキシコ料理での中でも定番中の定番で、基本的にトルティーヤで

ミートなど、を巻いたもの。家庭によってさまざまなレシピがあって、中の具材もいろいろだし、かけるソースもそれぞれの家庭のオリジナルレシピがあるんですって!

「チャーリー多幸寿」さんの「エンチラーダ」は、もちもちのトルティーヤでタコスミート、そしてポテトフライを巻いたもの。そこに「チャーリーライス」にもかかっていた、カレーソースがたっぷりかかってます! もちもち具合がたまりません!ラザニアがイタリアではマンマの味と言われるように、エンチラーダはメキシコでのお母さんの味なんでしょうね。美味しい!!

 

 


■「チャーリー多幸寿」さんのタコスと、タコライス「チャーリーライス」を実食!むっむむむむ。沖縄を腹の底から感じられる喜び。タコライスにはそんな底知れぬパワーがある!


 

店内ではタコス3ピース、ミートはビーフの一択!ドリンクはジンジャーエール。と通っぽく注文してみました。お持ち帰りで、「タコス」は3ピースでビーフ、チキン、ツナの1種類づつをチョイス。そして「チャーリーライス」と「エンチラーダ」。自画自賛の鉄板オーダーにとっても満足な家族たち。

 

・絶品オリジナルチリソース。島とうがらしがアクセント。ライムの酸味と風味がナイス!

タコスにもタコライスにもそしてエンチラーダにも、欠かせないのがオリジナルの「チリソース」。こちらのソースは独特で、何かスパイスが入っているのですが、今回自分の舌では探し当てることができませんでした。わかったのは唐辛子とライム。これにあと何種類かスパイスが入っているはずです。今度がぶ飲みして分析します(笑)!!ちなみに150円プラスでこの絶品オリジナル「チリソース」が、もう1つ付いてきます。

 

どれもこれも美味しくて、一口食べるたびに腹の底からうなり声が沸き起こってきます。「うまい!!」。タコスはちょっと柔らかめのトルティーヤ、ソフトシェルのもちもち感がたまりません。そして「タコライス・チャーリーライス」はメキシコ料理のタコスを、日本食のシンボル白米の上に載せてしまうその勇気。沖縄ならではの「チャンプル魂」を感じることのできるアイテムです。

 

どれもこれもまさに沖縄のソウルフードである「魂・ソウル」の底知れぬパワーを感じます!!食べるたびに元気が出るのは、そんな歴史のエネルギーをもらっているからなんでしょうね!!ごちそうさまでした!!

ご精読ありがとうございました!!またよろしくお願いします!!

 

 

沖縄南インターチェンジから8分。パークアベニューの一番端っこ。嘉手納基地の門前町コザのど真ん中。ゲート通りやコザ一番街の探検も楽しい!

お店の情報

店舗名:

チャーリー多幸寿 (チャーリータコス)

住所:

沖縄県沖縄市中央4-11-5

電話:

098-937-4627

URL:

http://